bookendless
akebonの本棚。禁帯出。
2011/09/28
カバンのなかの月夜/北園克衛
カバンのなかの月夜―北園克衛の造型詩
金沢 一志監修/国書刊行会
針金、石ころ、洋書の紙葉…などの手近な素材を組み合わせてつくった
小さなオブジェのアルバム。
といってもこれは、北園克衛の造形詩。文字を使わない詩です。
言葉がなんだかうるさいなあ、って時にはこれを。
これらの写真を通して、詩人の感受性にふれることができるのです。
生誕百年を超えても色あせない、スタイリッシュな感性にシビれます。
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2011/09/23
ペンギンブックスのデザイン
ペンギンブックスのデザイン 1935-2005
フィル・ベインズ著/山本太郎監修/齋藤慎子訳
ブルース・インターアクションズ
Penguin by Design: A Cover Story 1935-2005
Phil Baines
Penguin (Non-Classics)
Postcards from Penguin: One Hundred Book Covers in One Box
Penguin (Non-Classics)
ペンギンブックスは英国初の大衆向けペーパーバック。
出版元は現在イギリス大手となったペンギングループで、
ペーパーバックをはじめ多数の本を出版しています。
名前の通りペンギンがトレードマーク。
装幀の優れたグラフィックデザインでも有名ですね。
写真の上右がペンギンブックスのあゆみとデザインについて書かれた本で、左がその日本語翻訳版。写真下は、ペンギンブックスの表紙デザインを集めたポストカード集です。
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2011/09/22
ムーミンママのお料理の本
ムーミンママのお料理の本
サミ・マリラ著/渡部翠訳
絵と引用文:トーベ・ヤンソン
講談社
昨日に引き続き、物語のお料理本です。
映画とか物語とかに登場する食べ物のシーンってとっても好きで、
後々まで印象に残ってることが多いです。
日本の物語ではそんな思い出は少ないですが、外国のものは食べるシーンがよく登場するような気がします。
ムーミン谷の世界も大好き。
ついでにこれも。物語の食べ物といえば、こちらもはずせない。
赤毛のアンのお料理ノート
本間三千代・トシ子
文化出版局
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2011/09/21
アリスの国の不思議なお料理
アリスの国の不思議なお料理
ジョン・フィッシャー著/開高道子訳
文化出版局
物語のなかで登場する食べ物が印象に残っていることって多いですよね。
「思い出は食べ物とワンセット」と言う友人がいましたが、
記憶を呼び起こすファクターなのかもしれません。
物語を読み返すのとは別に、好きだったシーンを思い出しながら楽しめるのが
こんな、物語のクックブック。
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2011/09/20
初級製本の手法
Cover to Cover
: Creative Techniques for Making Beautiful Books, Journals & Albums
Shereen LaPlantz
製本の初歩といった内容で、簡単な手法が多く紹介されています。
こういうのは作例の写真も多いので
創作のヒントには結構使えるかなと思います。
図版も多いので、見るのも楽しい。
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2011/09/19
本作りの工作 “How to Make Books”
How to Make Books
Esther K. Smith
手づくり本のレシピ集です。特別な道具のいらない本の作り方ばかり。
工作っぽい展開で、これもやはり折りたたんで作るものから
コプティックまで、イラストとともにやさしく解説。
紙面のデザインも、作例も、なかなかおしゃれです。
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2011/09/16
黒蜥蜴/江戸川乱歩
黒蜥蜴(江戸川乱歩全集7)
江戸川乱歩/講談社 1969年
江戸川乱歩といえば、子供の頃は怪人二十面相シリーズを愛読してました。
黒蜥蜴は、京マチ子主演の映画を先に観まして、
この本は、その後古本屋で見つけたのですが、
クロスの色と雰囲気が良いのと、挿画が横尾忠則でしかもカラーという、
素敵に怪しい本です。
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2011/09/15
grapefruit/オノ・ヨーコ
grapefruit
Yoko Ono
あまりに有名な、オノ・ヨーコさんの「言葉によるアート」作品集。
1964年当初に発表されたものは、コピーを綴じた
こんな
物だったようですが
こちらは2000年発行。
心の淵にちいさな石を投げ込むような、ささやかで深く染み入る言葉が
まるで絵のように書き込まれたちいさなノート。
時々ふと、ページを開きたくなるのです。
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2011/09/13
バージニア・リー・バートンの木口木版画
Song of Robin Hood
Anne Malcolmson, Virginia Lee Burton
1948年コルデコットオナー受賞(絵本の大きな賞のようです)。
ロビンフッドの物語をめぐるバラッドに楽譜がついて、
バージニア・リー・バートンの美しい木口木版画が添えられてます。
モノクロなんですが、とっても精密で繊細で、ゴージャスで美しいのです。
バージニアはこの作品の制作に3年もかけたそう。
上の写真は、カバージャケットを取ったところ。凝ってます。
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2011/09/12
チャップブック復刻版、その他小さな本
先日紹介したチャップブックの復刻版と、ついでに小さな本を。
右上の黒い冊子:回文詩 心的奇天使/未生響 空中線書局刊
右下の小さな冊子3点(左から):
聖書のお話(Scripture Histories)
ダイヤモンドとひきがえる(Diamonds and Toads)
ジャックとジルとギルおくさん(Jack and Jill, and Old Dame Gill)
以上、ほるぷ出版 復刻オズボーンコレクション
中央:質問集/谷川俊太郎(書き下ろしによる叢書 草子8)
左:靴ふたつさん(GOODY TWO-SHOES)/ほるぷ出版 復刻オズボーンコレクション
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2011/09/11
お酒にまつわる本
今日はお酒について書かれた本を、紹介します。
解説書的なものは除いていますが、線引きは微妙…
いい酒の、いい飲り方/森下賢一
世界の名酒と美食、なるほど面白誌/森下賢一
ソムリエを楽しむ/田崎真也
ビールな生活/喜多内 十三造
日本の名随筆 酒場/常盤新平(編
酒場正統派宣言/馬場啓一
洋酒天国 1〜3/開高健(監修
それでも飲まずにいらえない/開高健(編
ロマネ・コンティ一九三五年/開高健
対談 美酒について/吉行淳之介・開高健
地球はグラスのふちを回る/開高健
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2011/09/10
マルタン・マルジェラのスペシャルな図録
MAISON MARTIN MARGIELA EDITION 2008
CREAM issue.09
香港のカルチャー雑誌「CREAM」のスペシャルエディション、
メゾン・マルタン・マルジェラの創立20周年記念の写真集です。
本体はほぼA5サイズ。ご覧のとおりの厚み。
真っ白な表紙に、クリーム色のインクの背タイトル。カッコいいー
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2011/09/09
手作り本の作り方
Making Handmade Books 100+Bindings
Alisa Golden
紙を折っただけでできるものから、ちょっと変わった綴じ方の本まで
詳しい図とともに紹介された、手作り本の解説書。
一枚の紙片を折り畳んだだけで、本をつくるよろこびをシンプルに感じることのできる、
そんな気軽な作り方をはじめ100以上のバリエーションが収録されています。
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2011/09/08
笑う月/安部公房
笑う月
安部公房/新潮社 1975年
182×270mm(函入外形サイズ)
高校の国語の教科書で「棒」を読んで以来、大好きな作家の一人。
タイトルも気に入っているこれは、安部公房の短編集です。
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2011/09/06
スクリプト書体集
Scripts: Elegant Lettering from Design's Golden Age
Steven Heller, Louise Fili/著
広告からパッケージや看板まで、スクリプトの色々な書体を集めたビジュアルブック。
フランス、イギリスなど国別に集められていますが、
特徴の違いも何となく現れています。
24.6 x 18 x 3 cm、 352ページとたっぷりの内容。
ほとんどがビジュアルページで、デザインの資料としても貴重な一冊です。
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2011/09/05
チャップブックについての本
チャップ・ブック 〜近代イギリスの大衆文化
小林章夫
チャップブックについて詳しく書かれた本は数少ないと思いますが
その中のこれは一冊。
チャップブックとは、ハガキサイズ〜文庫本サイズくらいの薄い冊子で、
大衆向けの短い読み物が載っており、行商人が日用雑貨等と一緒に売り歩いたとされる廉価本のこと。
本というよりパンフレットと言った方がよいくらいで、16ページから24ページくらいのものが多かったよう。
内容としては、物語、占い、笑い話、論説、犯罪実録や求愛のハウツーなんてのもあったらしいです。
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2011/09/01
お茶のある朝食の本
A PROPER BREAKFAST
Alexandra Parsons / Evie Safarewicz
美しい水彩画が満載。ちらっと見ると、ティータイムの本かと思います。
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