2011/08/29

ティーカップの本


A CUP of TEA  :  Treasures for Teatime
Geraldene Holt
96ページ

カップの、というより内容は“お茶の本”なんですが、
美しいカップのカタログのようで、図版が多く充実しています。
ミントン社のパターンブックに記録されていたデザイン画を集め、
お茶にまつわるいろいろの文が添えられた、
「お茶の楽しみ」といったところのビジュアルブックです。

かなーり昔に買ったお気に入りの一冊。カップの水彩画がなにせかわいいのです。



ここにはショートブレッドのレシピ。

お茶についての文献からの引用や、小説や詩の一節など、
お茶という言葉が入っているもの、お茶のシーンの台詞等々。
お茶をめぐるいろいろな文が集められています。




カップにはすべて持ち手がついていません。かなり古いアーカイブなんでしょうか。
味のあるタッチで、絵だけながめていても飽きませんが
添えられている文は短い英文なので、一節づつ読み進んでいくのも楽しいものです。



もう一冊、ついでにこちら、ティーカップの本。
The Book of Cups
Garth Clark
先の「A CUP of TEA」と同じサイズ。

カップをモチーフにしたアートや、珍しい形の古いカップ等が紹介されています。
有名磁器メーカーのヴィンテージカップ、なんてのは載ってません。
どういう趣向の本なんだ…

怪しい口絵。どっかの古い絵とかですかね…



ヴィンテージのカップや、古いイラスト入りカード。

こうなってくると、カップに見えないこともない、ってレベルですね。

こちらはビミョーにグロいというか、欧米人特有のセンスが満開です。
タイトルだけ見て買ったので、まあこんなもんかという感じ。
資料として持っておいてもいいか…
マニア向けです。




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