An American Celebration
Charles Wysocki
26.1 x 26.1 x 2.1 cm
アメリカの古き良き時代、
西部開拓時代の町や牧場での人々の生活が
季節の行事などの様子をとおして生き生きと描かれています。
風景的な描き方ですが、その中の人々がそれぞれいろんな表情をもって描き込まれており
見るたびに新鮮な印象があります。
だからでしょうか、リアルであるけれども憧れをもった、どこか空想的な感じもします。
私のイメージでは、「トム・ソーヤの冒険」とかなんですが…ミシシッピ川とか。
これはどこの川なんでしょうか。
もともとデザイナーさんだったそうなので、グラフィカルな構成が上手い。
この青空「すばらしき仲間」(←こういうテレビ番組が過去にあった)みたい。あのオープニングのイラストはポール・デイビスでしたね。
こういう平板な描き方のタッチは、当時トレンドだったよう。
右側の静物画、画力も底力あります。
左はサーカス見物、右は先住民がラグを売っているんでしょうか。
海水浴。
風景を描いた絵としてみても美しいけど、細かいところ、ひとの動きなんかをひとつひとつ見ていくのも面白い。
カボチャの収穫。
この頃は、アメリカ人も鯨を捕って暮らしていたんですよ。
右側、奥様方が集まってキルトづくり。こんなのやりたい〜
大勢で料理をするところ、楽しそう。
お鍋とか道具とか、いちいち目が行きます。
デザインもかわいい。
この書体は手書きなのかな。とっても可愛い!
このようにとっても見ごたえのある画集です。192ページ。
これはかなり前、デザイン事務所に勤めている頃に
洋書屋さんにたのんでワイゾッキの画集を何冊か持ってきてもらい、その中から選びました。
これが一番分厚くて、多くの作品が網羅されてたんだったと思います。
しばらく開いていませんでしたが、いま見ても新鮮。
全ての画像はクリックで拡大表示されますが、もう少し大きな画像の方が細部がよく見えてよかったかも…
中身はamazonでも見ることができます。
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