スプーンの本

Herbei, herbei, was Löffel sei...

Hermann Jünger

たくさんのスプーンの写真に文章が添えられています。全部ドイツ語。

これ全部、読めたらさらに楽しいでしょうね…

色んな素材や形のスプーンを並べて、

手書きの文字とレイアウトされているそれぞれの見開きがどれも美しいです。

ついでにもう一冊。

A Book of Spoons

Jasper Morrison

全てモノクロ。ジャスパー・モリソンが旅先などで集めたスプーンたち。

まずは「Herbei, herbei, was Löffel sei...」から中身をちらっと。

イラストも。

と、まあこんなような具合です。かわいいでしょー。

美しい本には言語問わず見境がない私です。

この本、発売当時に洋書屋で何度か見かけていたのに、

ややお高かったためその時は買わずにいて

あとで欲しくなって探したら絶版、

その後長いこと探した結果、やっと見つけてヤフオクで購入したのでした。

経年のヤケなどが少々あるものの、わりと状態も良くお値段もお手ごろで無事ゲット。

表紙ジャケットが本の少し破れていたのが残念でしたが…。

洋書は特に、見つけていいなと思ったら即購入すべきだなとつくづく思いましたよ。ほんとに。

先日Amazon.jpで見たら、ユーズドの値段がなんと4万円近くに。いくらなんでもそれはないでしょー。

Amazonの古本は不当に高い時がよくあるので、気をつけましょう・・・

余談ですが、著者のHermann Jüngerさんて人、ドイツの金工家みたいです。

もう一冊、「A Book of Spoons」

真っ白な紙面にモノクロの写真がきれいです。

ジャスパー・モリソンが旅先などで見つけたものらしいです。

アイスクリームの匙とかれんげとか。おたまとか天ぷらをすくう網の杓子なども。

ぜんぶSpoon。一応。

写真の質感がコピーっぽくていい感じです。

コピーっぽいんだけどやっぱり、細かな調子は飛んでなくて、テクスチャが感じられます。